【ProtonVPNの評判】無料でも使えるけど危険性は?デメリットや実際の口コミなど

  • 2023年1月19日
  • 2023年2月15日
  • VPN一覧
  • 544view

ProtonVPN(プロトンVPN)は無料で使えると聞いて気になっている人もいるのではないでしょうか?

「無料だと安全性は大丈夫?危険性はない?」

「使いにくくないの?」

など色々疑問があると思います。

この記事ではProtonVPNの評判や、危険性、メリットデメリットについて詳しく解説します。

ProtonVPNの基本情報

テーブルはスクロールできます→

販売会社名 Proton AG
特徴 無料のプランあり
料金※税込み 月額0円~
返金保証 30日間返金保証
同時接続台数 10台
信頼性 セキュリティレベル最高峰
サーバー設置数 1400台以上
サーバー設置国数 60ヵ国
ノーログポリシー 最低限のログあり
個人情報はノーログ
キルスイッチ
拠点 スイス
対応機種 Windows/macOS/Android/iOS/Linux/Chromebook/Android TV
支払い方法 クレジットカード/PayPal
無料版からの移行には暗号通貨も
購入先 公式サイトはこちら

2023年最新のおすすめVPNをチェックする

ProtonVPNのメリット

メリット1:セキュリティレベルが高い

ProtonVPNのセキュリティ対策を以下にまとめました。

テーブルはスクロールできます→

Proton
暗号化技術 AES-256
(軍用レベル)
キルスイッチ
IPアドレス/
DNS 漏洩防止
セキュリティ向上機能 Secure Core
キルスイッチとは:急にアプリが閉じるなどしてVPN接続が切れた場合に、ネットから遮断するスイッチです。これが無いと、急に通信情報が危険にさらされてしまいます。
IPアドレス/DNS漏洩防止とは:意図せず情報漏洩してしまう事を防ぐための物です。
Secure Coreとは:トラフィックを2重で暗号化し、強固に情報を隠蔽してくれます。

いずれも最高峰レベルのセキュリティ対策なので、セキュリティに関しては全く問題ないと言えます。

メリット2:低リスクなログポリシー

ProtonVPNは完全なノーログでの運営ではありません。

ノーログポリシーとは:IPや通信履歴などのログを残さずに運営するという方針の事です。ログがないので社員でも内容を見ることができず、情報が流出することがありません。

ですが、ProtonVPNでは「Eメールアドレス・支払い情報・名前・クレジットカード最後の4桁・ログイン時刻」などの運営に必要な情報しかログを残していません。

通信履歴やIPアドレスなどの情報はログを残していないので、ほぼノーログでの運営でありプライバシー対策も十分と言えます。

またProtonVPNの拠点が置かれているスイスはスパイ協定である「5-Eyes、9-Eyes、14-Eyes」に加盟していません。

ですので、当局への情報提供などの義務はなく、プライバシー的にも優れた国で運営されています。

メリット3:最大10台まで同時接続可能

無料プランは同時接続1台までですが、有料プランは10台まで同時接続が可能です。

これは以下のように大手と比べても遜色ありません。

テーブルはスクロールできます→

同時接続数
ProtonVPN 10台
surfshark 無制限
MillenVPN 10台
NordVPN 6台
ExpressVPN 5台

10台以上必要な場合はほぼないでしょうから、問題ないと言えます。

メリット4:通信制限なしの無料プランがある

通常無料プランがあるVPNサービスでも、だいたい500MBとか5GBといった上限の通信容量が設けられています。

ですが、ProtonVPNの無料プランは通信制限なしなので、どこまででも利用可能です。

これは無料で使いたい人にとってはありがたいですね。

メリット5:ストリーミング用のサーバーがある

ProtonVPNでは動画サービスにつながりやすい「ストリーミング用のサーバー」が用意されています。

ストリーミング用のサーバーには「P」がついているので判別しやすくなっています。

動画サービスのジオブロック(地域制限解除)をしたくても、いまいちなVPNサービスだと上手く繋がるサーバーを探すのが大変だったりしますが、分かりやすくしてあるのはありがたいですね。

ちなみにですがスマホにはストリーミング用のサーバーはありません。

ProtonVPNのデメリット

デメリット1:接続速度はそんなに速くない

まず無料プランに関してはかなりの低速です。無料プランで動画サービスを利用しようと思っても結構厳しいです。

一方で有料プランの方の接続速度は速いのかというと、そこまで速くありません。中速というレベルです。

通信速度を求めるのであれば、NordVPNSurfsharkなどの利用を考える方が良いでしょう。

デメリット2:有料プランは安くはない

1か月プランは他社と比べても安いですが、多くの人が利用する長期プランではかなりの差があります。

テーブルはスクロールできます→

1カ月プラン 1年プラン 2年プラン
ProtonVPN 月9.99ユーロ
(1399円/月)
月5.99ユーロ
(839円/月)
月4.99ユーロ
(699円/月)
surfsharkVPN 月1883円 月564円 月352円
MillenVPN 月1496円 月594円 月396円
NordVPN 月1672円 月693円 月495円
ExpressVPN 月14.25ドル
(1852円/月)
月9.15ドル
(1190円/月)

コストは結構重視する人が多いとおもうので、これはデメリットですね。

最高峰レベルのセキュリティを取るか、コストを取るかという感じです。同レベルのセキュリティならNordVPNもあります。

デメリット3:日本語対応ではない

ProtonVPNはHPも日本語対応ではないですし、メールサポートも英語です。

またNordVPNSurfsharkなど大手であるような365日24時間対応のチャットサポート(自動翻訳)などもありません。

ですので、英語が苦手な人はサポートが必要な場合に苦労すると思います。

デメリット4:無料プランはサーバー数が少ない

無料プランには「日本」「アメリカ」「オランダ」の3カ所しかサーバーがありません。

Netflixでジブリ作品が見れるイギリスは無いですし、YoutubeプレミアムやNetflixなどのサブスクを安く契約できるトルコもありません。またストリーミング用のサーバーも無いです。

日本人にとっては海外から日本のサーバーに繋ぐなどの使い方しかないかもしれませんね。

デメリット5:繋がる動画サービスは多くない

日本から海外の動画サービスを利用したり、海外から日本の動画サービスを利用したい人は多いとおもいますが、ProtonVPNはあまり多くの動画サービスには対応していません。

テーブルはスクロールできます→

ProtonVPN
Netflix
Hulu ×
ABEMA ×
Tver
Amazonプライムビデオ ×

色々な動画サービスを利用したいのであれば、MillenVPNやNordVPNがおすすめです。

デメリット6:中国からは繋がらない

ProtonVPNは2019年に中国からブロックされているので、現在は中国から繋ぐことができません。

関連記事

中国ではVPNが必須と聞いて調べているところかと思います。 中国では最近VPNへの規制を強めており、ほとんどのVPNは使えなくなっているので、適当に選んだVPNでは使えないという事が十分にあり得ます。 また中国でVPNを利用する[…]

ProtonVPNの危険性は?無料版はあり?

ここまで読んでいただいたら分かると思いますが、ProtonVPNは非常にセキュリティレベルが高く、またプライバシー対策もしっかりしているので危険性はかなり低いと言えます。

多くの無料VPNは、収入源が分からず、通信内容を傍受して売っているのではないかという危険性がありますが、ProtonVPNの無料プランは、有料プランに移行してもらうためのプランという位置づけなので目的は明確です。

ただ有料プランへ移行してもらいたいのが本音なので、速度が遅かったりサーバーが少なかったりと使いにくい状態にしてあります。

それでも問題ないという人は、ProtonVPNの無料プランは全然ありですね。他の良く分からない無料VPNを使うよりはよっぽどマシです。

⇒ProtonVPNの登録方法や使い方・設定方法を解説!

一方で、もっと快適に使いたいという人はMillenVPNNordVPNあたりの安くて優良なVPNがおすすめです。

2023年最新のおすすめVPNをチェックする

ProtonVPNの良い口コミ評判

ProtonVPNの悪い口コミ評判

ProtonVPNがおすすめではない人

  • 有料プランを使おうと思っている人
  • 接続速度が速いのを求める人
  • 動画サービスを沢山利用したい人
  • 中国から繋ぎたい人
  • 日本語サポートが良い人

ProtonVPNがおすすめな人

  • 無料でセキュリティの高いVPNを使いたい人
  • 接続速度が遅くてもいい人

まとめ

無料のVPNをどうしても使いたいという人はProtonVPNが良いでしょう。

一方で有料プランで快適に使いたいのであれば、ProtonVPNはやや高めなのでMillenVPNNordVPNといった選択肢もあります。

ProtonVPNの公式サイトはこちら

2023年最新のおすすめVPNをチェックする

ProtonVPNの販売会社情報

販売会社名 Proton AG
販売会社住所 Route de la Galaise 32,
1228 Plan-les-Ouates
Geneva, Switzerland
販売ページ 公式サイト